【2026年に向けて】年末は「直す」より「判断する」時期!

こんにちは!

早いもので、今年もあと一週間で終わりますね!

年末が近づくにつれて、リフォームや修繕に関するご相談が増えてきます。
「今年のうちに直しておきたい」 「年を越す前に不安を解消したい」
そうした思いもあることと思います。

ただ、大切なのは
“無理に直すこと”よりも、“正しく判断すること”です。

限られた時間の中で判断を誤ると、「急いで工事をした結果、後悔につながる」ケースも少なくありません。
だからこそ、今すぐ工事が必要な不具合なのか、来年に回しても問題ないのか。
その見極めを丁寧におこなうことが、失敗しないリフォームの鍵になります。

今日は2026年に向けた、リフォーム計画術についてご紹介したいと思います!


雨漏り・劣化相談が年末に増える“理由”

年末になると、雨漏りや建物劣化の相談が増えるのには、理由があります。
それは、「家と向き合う時間が増える」からです。

大掃除をしていると、普段は見過ごしていた天井のシミに気づいたり、
家具を動かした裏側で壁紙の浮きやカビを見つけたり。
年末年始の来客や帰省をきっかけに、「この家、大丈夫かな?」と不安になる方も多いです。

(あれ、こんなシミあったっけ…?)

実際こうした年末の相談の多くが、
「実は夏頃から兆候が出ていた」ケースであることが少なくありません。
夏のゲリラ豪雨、台風、強い日差しによる建物への負担。
そのときは気にならなかった小さな異変が、年末になって表面化するのです。

現場でよく耳にするのが、
「もっと早く相談しておけばよかったですね」という言葉。
これは決して珍しい話ではありません。


年末に多い失敗例から学ぶ「やってはいけない工事判断」

年末特有の失敗として多いのが、「年内完工を優先しすぎる判断」です。

さすがに今日は23日ですので、年内とおっしゃる方はいらっしゃらないと思いますが。。

急ぐあまり、十分な調査を行わずに工事を進めてしまう。
本来は原因調査が必要なのに、表面だけを直してしまう。
こうした判断は、結果的に再工事や追加費用につながることがあります。

また、応急処置で十分なケースにも関わらず、
「せっかくだから」「今のうちに全部やってしまおう」と
全面的な工事を選んでしまうことも、年末には起こりがちです。

来年に持ち越す判断は、決して悪いことではありません。
むしろ、落ち着いて調査し、最適な方法を選ぶための前向きな選択です。


来年後悔しないために、年末にやってほしい「3つの確認」

年末にぜひ行っていただきたい確認は、難しいものではありません。

1つ目は、雨漏り跡やシミの有無
天井や壁、窓まわりを一度しっかり見てみてください。

2つ目は、設備の音や動き
給湯器や換気扇、ポンプなど、いつもと違う音がしていないか。

3つ目は、外回りの状態
外壁のヒビ、コーキングの劣化、屋根のズレなど、目視できる範囲で構いません。

そして何より大切なのが、気になる箇所を写真に残しておくことです。
写真があるだけで、後の判断が格段にしやすくなります。

年末は「無理に直す時期」ではなく、「来年に向けて判断する時期」。
ぜひこの機会に見直ししてみてくださいね^^


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